全てのものは三位一体してる


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三位一体を理解する時どうしても理解すべきことは「同時存在」です。

同時存在が中々人間に伝わらないのは、私達人間が頭の思考を使って分かろうとする故に、相対思考が発動するからです。

相対思考、相対を基準にしていては「三位一体」は捉えられないのです。


パーフェクトマリッジの在り方をしている人達は相対思考も使いますが、それを使って三位一体基準で全てを捉える新しい知性を持っています。




例えば「私ね、、」「俺さー」「僕は、」「自分はね、」と自分と言うものを指す時、表現する時恐らく「個」体的な自我の存在を言っていると思います。

又その自分を説明する時、自己アピール、自己紹介、自己表現、自己評価する時、その自分は全てが過去に由来するものなのです。


しかしパーフェクトマリッジとは在り方のことです。自分自身と言う存在基準の在り方です!



今ここの私が存在するには「父と母の結婚」が無ければ存在することは有り得ないのです。

これは真理です。事実です。



同時存在とは時系列関係無く、今ここの私と言う存在と父と言う存在と母と言う存在が同時に存在している!ってこと。

個として分けれない存在を意味しています。



父が存在しないと私は存在しない。父と私は同時存在。
母が存在しないと私は存在しない。母と私は同時存在。

父と母が出会って居ないと私は誕生しないのです。父と母の結婚=私と言う存在です。


当然父は祖父と祖母が存在しないと存在しませんし、母も祖父と祖母が存在しないと存在しません。逆上れば無限に何処までも行き、だから全員ペアで存在して今ここの私と同時存在しています。


世界を観てみれば、鳥も虫も植物も魚も全てのものはペアで存在しています。
ペアと言うのは相対とは違って同じものと言う意味です。

分かりやすいのが草履やスリッパですね。

2つで一足!右左入れ替えても同じものです。

食事の時に使うお箸もそうです。右とか左とか無く同じもので二個一SETです。

二個一で初めて意味を成すのです。

SETとはその2つをSETにするものが無ければ揃いませんからSETにした私も入れて三位一体です。

お箸はこの2つをひとつにして使う私が居てこそ、初めて箸は使えるのですから。


こうして自分自身の存在を語る時、過去と現在と未来が同じものになり同時に存在している感覚になります。

私の誕生と父と母の結婚と父の誕生と母の誕生と全てが有って全てが存在している同時存在!


パーフェクトマリッジの在り方を語る時、私と言う存在を語ると「個」では無く「全体」になるのです。



全体とは三位一体。
私と言う存在は父と母を合わせたものであり、同時に父と母は今ここの私そのものです。
私と父と母の3つは同じものとなり、3つがひとつとして存在し「私」なのです。

三位一体とは人間の思考様式、概念には無いものですが自然の摂理です。

3つの体は同じもので一体化していると言う意味が三位一体なのです。

神社等で様見られる「三つ巴」の紋章は、3つが同じものでひとつの○で囲まれていますね。

三つ巴が三位一体の構造です。

三位一体の構造は全ての核の構造です。

自然は全て三位一体の構造になっているのです。